ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンが昨日亡くなったというニュースが、今朝のネットに流れていました。
これは、相当ショッキングな出来事です。
私は、20世紀のポピュラー音楽を発展させた一番の功労者がブライアン・ウィルソン、2番目がボブ・ディランだと思っています。

天才的な作曲能力に、複雑なコード進行や、様々な楽器を駆使しながら、紡ぎ出す音楽は明解で、この上なく美しいものでした。
ビーチ・ボーイズが表舞台から消えても、ソロ活動を続け、次々と名盤を世に出しました。
ところが、2015年の『ノー・ピア・プレッシャー』を最後に、創作活動は途絶えました。
近年は認知症を患っていると聞き、心配する一方で、また突然、素敵なメロディを届けてくれるかもと密かに期待していただけに、残念です。

学生時代に、友人の橋本正君とビーチボーイズの『ペットサウンド』を聴いて以来、ブライアンの生み出す甘美なメロディの虜になりました。
2016年、最後の日本公演(オリックス劇場)では、最前列のド真ん中というラッキーな席でブライアンの歌声を聴いたのもいい思い出です。 合掌……。

同じく今日のニュースで、橋幸夫が、ブライアンと同じ82歳で、同じ認知症を患いながら、ステージに立ったことを告げていました。
確実に、一つの時代が終わろうとしています。