<2024年8月22日更新>
元高校・大学の先生がやさしく楽しく教える「大人の日本語・古典教室 帚木会(ははきぎかい)」が、新会員を募集します。帚木会は、大阪・京都・兵庫に10教室と、自宅でネット受講する3教室の、合計13教室あります。こういう教室にありがちなのが、余りにも専門的で、相当な予備知識がないとついていけないというケースです。帚木会は、学生時代に国語や古典が苦手だった方でも、楽しく参加できる教室です。
具体的な教室の内容です。帚木会の月会費は5000円(テキスト代を含む、入会金は不要)です。教室は月2回開催し、1回の講座は110分(途中5分間の休憩をはさみます)です。内訳は、約35分ずつの3部制。第1部の古典講座は、紫式部作の『源氏物語』。現在、テレビドラマ等でもとりあげられているので、タイムリーだといえるでしょう。おもしろい話だけを厳選し、面倒な文法抜きで楽しみます。第2部の日本語講座は、日常使う慣用句や敬語の誤用チェック・驚きの語源・似た語の区別・漢字パズルなど。「へぇ~」と、目からウロコが落ちることもしばしばです。第3部の古典Ⅱ講座は、9月から新しく清少納言作の『枕草子』を始めます。また、10月から2ヶ月に一度、希望者対象に特別ワクを設けて、道長を中心とした藤原氏の栄華を描いた『大鏡』を読みます(要別途受講料)。
講師は、大阪府立高校、京都芸術大学などで、40年近く教壇に立ってきた村田治彦先生。雑談交じりのユーモアあふれる語り口で、難解なイメージの国語や古典が、ぐんと身近に感じられます。独自のテキストは、字が大きく、イラスト・写真が満載で、見やすいと評判です。
この帚木会が、9月と10月に2回の体験講座を準備しています。詳細をお知りになりたい方は、「MENU」~「体験講座について」に入って、内容をごらんください。参加を希望なさる方は、「体験講座について」のなかの申し込みフォームからお申し込みになるか、下の電話かメールでご連絡ください。講座を2回体験していただきます。1回の体験が2000円のところ、このフォームから申し込んだ方は、2回とも無料になります。
帚木会は、会場での対面教室以外に、Zoomによるネット教室も行っています。それにより、会場に通えない遠距離の方や、外出に不安を感じる方も、受講が可能になりました。
当会は、入会を無理強いするようなことは一切ありません。体験に参加なさったけど、どうしようかと迷う方は、いったん保留なさっても結構です。本当に気に入った方だけがご入会ください。なお、教室内での会話や古典音読の際には、マスクの着用をお願いしています。よろしくご理解ください。
帚木会は、座学だけではありません。希望者対象に、名所散策(寺社・桜・紅葉ほか)・芸術鑑賞(文楽・落語・朗読ほか)・食事会など、様々な行事があり、外に出て、また多くの人と交流して楽しもうという欲張りな会です(要実費)。
お申し込みや、詳細をお聞きになりたい方は、0120-464-595、もしくはhahakigi-kai@docomo.ne.jpまでご連絡ください。
なお、昨今の世情があるので、あえて書いておきますが、政治的・宗教的な勧誘目的の入会や体験は固くお断りします。
▩「日本語教室」といえば、日本在住の外国人が対象です。「国語教室」といえば、子どもが対象です。では、日本の大人向けの教室は…。カルチャーセンターなどで行われる講座はありますが、たいてい専門的な知識が要求されます。
そうではなく、もっと気楽に楽しく日本語や古典を学べないか。帚木会は、そういう発想から生まれました。
日頃、無意識に使っている日本語について、正しいかどうか自信がないし、持っている知識もあいまい。古典はおもしろいとは思うけど、高校時代の文法がイヤで、何も勉強しないままここまできた。
そんな方のために、堅苦しくなく、おもしろおかしく、日本語や古典について広く学ぼうというのが、この教室の趣旨です。
でも、今さら何かを暗記したり、宿題が出たりすれば、それはそれでハードルが高いものです。帚木会では、テストもなければ、宿題もありません。教室に来て、楽しいひとときを過ごしていただければ、それで充分です。
○ちょっと教室の内容をのぞいてみましょう。
常識だと思い込んでいるけれど、実は誤って身につけている敬語や日本語の知識や漢字の読み方は多いはずです。
次の問いに答えてみてください。
問1 次の下線部の敬語の使い方には誤りがあります。正しく直してください。
「お客様、あちらの窓口でおうかがいになってください」
問2 次の下線部の意味は、①と②のどちらが正しいですか。
「姑息なやりかた」
①ずる賢く卑怯なやりかた。
②一時しのぎのやりかた。
問3 次のような漢字の使い方をしていませんか。
「ポチと言う名前の犬」
問4 次のカッコ内の読みは正しいですか。
「犬が十匹(じゅっぴき)遊んでる」
【解答は、ブログをごらんください】
どうでしたか?全部分かりましたか?
帚木会の「日本語講座」では、当たり前だと思っていた日本語の常識を見直します。その他、二つの語の違いを比べたり、古めの慣用句の意味を考えたり、頭の柔軟性を高める漢字クイズに挑戦したりします。やさしく、楽しく、面白く学んでいるうちに、いつの間にか日本語を知り、頭の柔軟性を高めます。これを機会に、日頃使っている日本語を再点検しながら、脳をしっかり活性化させましょう。
▩ 学生時代、古典は苦手だったという人は多いはずです。その理由は簡単。文法や難解語の暗記で嫌気が差したと思われます。
○教養のために、もう一度古典を読んでみたい。でも、ついていけるか心配という人。
ご心配にはおよびません。帚木会では、面倒な文法、古典や古語の知識なしに、作者、時代背景、エピソードなども交え、古典文学や百人一首を楽しく読み解きます。
たとえば、『源氏物語』は、紫式部という女性が書いた全54巻の大作です。でも、本当に紫式部が一人で書いたの? 主人公の光源氏は、日本の文学史上、最高に女性にモテる男です。なぜ、こんなに女性にモテるの? さらに、当時の恋愛事情はどんなだったの?
また、『平家物語』では、平家はどのようにして権力を固めていったのか? そして、それはなぜ、もろくも崩れたのか? 源氏と平家の攻防から、そういったところを読み解いていきましょう。
そういう疑問を考えながら、文法的なことにはほとんど触れずに、原文に古語の語釈と全訳を付けて、文学作品を味わいます。古典には、男女関係・権力闘争・家族愛など、現代人にとっても普遍のテーマがぎっしり詰まっているのです。
○せっかくこういう教室に通うなら、趣味を通じて友だちを作って、遊びに行きたい。
▩ 日本語・古典を楽しく学びながら、コミュニケーションの場を作ることも、「帚木会」の大きな目的の一つです。
毎回、講座後の反省会では、その日の講座の補足や世間話・雑談で、会員の皆さんのコミュニケーションを図ります。
また、四季折々には、京都の源氏物語ゆかりの地などの日帰り散策、文楽・歌舞伎・演劇などの芸術鑑賞、名作映画鑑賞、食事会などの行事を催します。その結果、それぞれの教室で楽しい友だちの輪が広がっています。(行事は、コロナのためにしばらくストップしていましたが、2022年6月より徐々に再開しています)
○生涯学習として、自分の得意分野として、日本語・古典の知識を身につけたい。
▩ カラー写真やイラストなどをふんだんに使った独自のノートを作成、配布し、それを使って講座を行います。
中学や高校時代のように嫌な勉強をするという感覚とはまるっきり違って楽しく学べるので、講座の内容が自然と身につきます。
これまで、日本語や古典が苦手だった人も、いつの間にか、大好きで得意な分野になるでしょう。
定年後のかた、自営業のかた、主婦、サラリーマン、OL、学生等、老若男女を問いません。
※いつでも、体験講座に参加できます。
興味のあるかたは、下の [体験講座のお申し込み] をクリックすると、体験講座の申し込みフォームに入ります。
そこに必要事項を入力し、送信してください。
体験講座は、体験期間中でなくても参加できます。気軽に声をおかけください。
パソコンや携帯を使わず、電話のフリーダイヤルからでも申し込みは可能です。
⇒ 0120-464-595(よむよ こくご)までご連絡ください。
村田のブログ
ようやく、『ジュラシック・ワールド~新たなる支配者』を観ました
2022年9月27日 【 日記 】
今日は久しぶりの休み、面白いテレビもなさそうなので、近所の109シネマズ・エキスポシティへ映画を観に行きました。 今さらですが、一応観ておこうということで、「ジュラシック・ワールド~新たなる支配者」。平日の昼間なので、観 …